fun choiceの「美雪」です。
年代別に異なるお肌のお悩み。今回は30代に多いお肌のお悩みTOP3についてお伝えします。原因を知ることで適切なスキンケア方法もわかりますよ。
30代に多いお肌のお悩みトップ3
株式会社エネージアが実施した「年代別大人女子の肌悩みランキング2018! 大人女子トレンドリサーチ」から「女性の肌悩み」で得たランキングから30代に多いお肌のお悩みをご紹介します。
【調査概要】
◎調査名:「肌悩み」に関する実態調査
◎調査対象:20歳以上の女性 1,649名
◎期間:2018年3月20日
◎調査方法:インターネット調査]出典:https://www.zaikei.co.jp/releases/681689/
【女性の肌悩み30代(285名)】
1位:シミ・そばかす
2位:毛穴の開き・黒ずみ
3位:乾燥
これらの悩みを改善するためにはまず原因を知ることが大切!
1位:シミ・そばかす
シミ・そばかすの原因
30代になってシミ・そばかすが気になり出すのは代謝が低下することでターンオーバーが遅れるから。20代のときは紫外線の影響によりメラニンが生成されても、定着する前に排出することができていました。しかし、30代になるとターンオーバーが遅くなるため、メラニンを排出しきる前に新たなメラニンが生成され、排出しきることができなくなり、色素沈着することでシミ・そばかすができてしまうんです。
紫外線などの刺激を受けることによって、そばかすスイッチがオンになり、そばかすやシミの原因となるメラニンを作るように信号を出します。メラノサイトと呼ばれる細胞の中にあるチロシナーゼという酵素がそばかすスイッチの信号によって活性化し、チロシン(アミノ酸)がそばかすの原因となるメラニンに変化することで、そばかすとなって肌の表面に現れます。
スキンケア方法
シミ・そばかすのケアには美白効果が期待されている成分が配合されているスキンケアアイテムを使用するのがオススメ。特にメラニンの生成を抑制する効果があると言われているのがトラネキサム酸。薬用美白化粧品に多く使われている成分なので一度お試しください。またしっかり睡眠を取ることでターンオーバーのリズムを整えるのも良いでしょう。
①シミ・そばかすを抑える効果がある医薬品やスキンケア用品を利用する
市販されている医薬品には、シミを予防する成分を含むもの(厚生労働省認可済)があります。また、医薬部外品の基礎化粧品などにも、同じく厚生労働省に効果が認可されたシミが気になる方向けの製品があります。これらを上手に活用し賢くセルフケアを行いましょう。
②ビタミンなどを継続して服用する
サプリメントなどで栄養素を摂取する場合、次の成分を意識して摂ることをおすすめします。
・ビタミンC…メラニンの生成を抑える効果があります
・L-システイン…アミノ酸の一種で、メラニンをつくる工場にあたる「チロシナーゼ」という酵素の活性化を抑えます
・ビタミンE…肌のターンオーバーを促進する効果があります
2位:毛穴の開き・黒ずみ
毛穴の開き・黒ずみの原因
30代は肌の水分量が減少してきます。保湿が十分でないと肌のバリア機能が低下し、皮脂を過剰分泌することで毛穴の出口を押し広げてしまいます。それが毛穴の広がりにつながります。毛穴が開くと汚れや皮脂がたまりやすくなり、放置すると酸化して黒っぽくなり黒ずみに変化します。さらに、30代になると肌のゆるみとともに毛穴もゆるみ、本来は丸い毛穴がしずく型に開き、目立ちやすくなります。
毛穴トラブルの種類
黒ずみ毛穴
黒ずみ毛穴は、その名の通り毛穴が黒く見えるのが特徴です。鼻に黒ずみができた状態を「いちご鼻」と呼びますが、コンプレックスに感じている方も少なくありません。
黒ずみ毛穴が生じる主な原因は、毛穴の詰まりです。毛穴に古くなった角質が詰まると、皮脂と混じり合って角栓ができます。それが空気に触れることで酸化し、黒ずんでしまうのです。黒ずみ毛穴は、比較的皮脂の分泌が活発な方に多いといわれています。
開き毛穴
開き毛穴とは、毛穴の出口がぽっかり開いてしまった状態のこと。毛穴の凸凹が目立つせいで、肌の透明感が低下するという弊害を招いてしまいます。また、ファンデーションが埋まりやすいことも大きなデメリットといえるでしょう。
毛穴の開きは、過剰な皮脂分泌が原因で生じます。脂性肌の方だけでなく、肌の乾燥によって皮脂の分泌が促されているインナードライ肌の方も、毛穴が開きやすいため注意が必要です。
たるみ毛穴
たるみ毛穴は、肌の老化現象の1つです。肌のたるみに毛穴が引っ張られることで、楕円形やしずく型のように縦に伸びてしまうのです。頬に多く現れるのが特徴で、たるみが進行すると、毛穴同士がくっついてシワのように見える帯状毛穴になってしまうこともあります。
たるみ毛穴は、加齢や紫外線などが原因です。これらの影響で肌内部のコラーゲンやエラスチンが減少すると、肌のハリが低下し、たるみ毛穴を引き起こしてしまいます。たるみ毛穴は、年齢を重ねた方、紫外線を頻繁に浴びている方に多い傾向があります。
スキンケア方法
毛穴トラブルは汚れをためないことが大切。洗顔料をよく泡立てて洗うのがポイント。泡が多いほど肌に触れる泡の表面積が増えてキメや毛穴奥の汚れまで吸着してくれます。洗顔後は角質ケア美容液を用いるのがオススメ。寝ている間に古い角質の代謝を促し、朝の洗顔ではがれ落ちる効果が期待できます。肌に適量馴染ませるだけなので簡単
3位:乾燥
乾燥の原因
30代に入ると肌の潤いを保っていたセラミドやヒアルロン酸などの生成量が減少するのが原因。そのため、今までのスキンケアをしていると物足りなさを感じるでしょう。他にもホルモンバランスの変化・疲れ・ストレスなども肌の乾燥の原因となっています。
スキンケア方法
30代のスキンケアのポイントは高保湿スキンケアアイテムを使うことと時間をかけて丁寧にケアをすること。スキンケアアイテムはセラミド・ヒアルロン酸・リピジュア・コラーゲンなど配合されているものがおすすめ。またコラーゲンの生成を助けるビタミンC誘導体も配合されているとなお良いでしょう。洗顔後はできるだけはやく保湿することを心がけ、手でこすらないように気を付けながら肌を優しくおさえるように塗布するのがオススメです。
まとめ
普段のスキンケアと比べてみていたかがでしたか? お肌のお悩みは一日で改善されるものではないので、スキンケアを継続することが大切。スキンケアだけでなく、生活習慣も美肌に大きく関わるので見直してみてくださいね。
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